2005-06-14

近況

しばらく前まではローカルのファイルシステムに日記をつけていたが, 最近は挫けている. やはりフィードバックがないとつまらないのか. あるいは単に書くことがないのか. 書けないことばかりなのか. わからない. しばらくウェブに日記をつけてみることにする. やはり向かないと判断したらやめる.

日記

時計が一時間半遅れていて寝坊. 後輩に寝坊を知らせるメールをしたのち身支度をする. 今日は客先を訪問するのでスーツだ. スーツは冬用. 暑い. なるべく上着は着ずにおこう.

今は文書作成フェーズなので盛り上がりにかける. かきかけの草稿を同僚とレビュー. いつもながら的確な指摘. 読み返すと我ながらひどい草稿だ. 手直しの途中で出発の時間. 顧客のもとへ出発.

ミーティング. 技術的な話題ではほぼ合意の感触. 金銭面や政治工学的な調整には困難がありそうにも見えるが, それは私のスコープではない. 黙って話を聞く.

帰りに上司とコーヒー. 夏用のスーツを買うスーツ手当が欲しいといったら, それより会社支給のスーツはどうかという話になる. DELL だったら嫌だなどとひとしきり盛り上る. あとは他部署の様子を聞くとか. あるデスマーチについて, 目立つ問題に隠れた大きな問題を見逃した結果なのだという見解を聞く. この場合目立つ問題とは技術的な問題で, 大きな問題とはマネジメントの問題だった. しかし初歩的なレベルでの技術的な問題があるところにマネジメントの問題がないはずはない. と主張する上司. そうかもしれない. アーキテクチャ的な決定を見逃すようなマネジメントには何か問題がある. たとえばフォーマルなアーキテクチャレビューがないとか. (詳しくは知らないが, おそらくなかっただろう.) デスマーチに巻き込まれている私の同期が気の毒でならない.

その後帰社. バグなおせとメール. モジュールの繋ぎ目で問題がおきていた. 私の書いたコードではないが, 私の書いたモジュールを呼び出す部分に問題があった. 修正して通知. テストが不十分なのが気になる. モジュールの繋ぎ目はテストが難しい. その結果手薄になるが, プロジェクト終盤でおきるバグはこういう部分に集中している. モジュールの繋ぎ目を少くするアプローチと, モジュールの繋ぎ目をテストする方法を考えるアプローチがある. 疎結合という観点からは後者が望ましい. しかしフレームワークのテスタビリティの低さを解決する気力はない. こうした改善を動機づけられないのは組織の欠陥だと思うが, 私がその組織の一部なのも事実. そんなものだ.

11時出社, 24 時帰宅. スーツ屋のセール葉書とどく. しかし金なし. 悩ましい.