2005-07-11

日記

日記26日目. 7:30 起床. 洗濯.

出社, メール, 研修レビュー. スケジュールの立て方が杜撰な新人に対し, 見積りについて説教. 以前も話した気はするが, 各人の実情に合わせて話した方が通じやすい. 当然ではある. 本人の気質, チームの雰囲気を思うと見積りを真面目にやる方向に進んでくれる望みはあまり高くない. その道を選ぶなら良い. しかし他の道があることに気付かないのは不幸だ. 選択肢があって良いと思う. それに, ほんとのピンチでは正しいやり方が身を救うしね. 新人四人のうち, 比較的粒度の大きい仕事を与えられているのは二人. 彼らは見積りをしろと強くプッシュすることができる. あとの二人は ad-hoc に与えられる仕事をこなしている. 仕事がはっきりしないと見積りをたてろとも言えないのが悲しい. 上司のキャラクタが如実に反映されている. その上司, 私の同僚は, 彼自身の上司や先輩から強く影響をうけている. 良くも悪くも, こうして企業の文化が形成されていくのだなと思う. 私は混じりたくないけれど.

社外向けのミーティングに備え内部ミーティング. すっぽかしかけ平謝り. さて, ようやく上司と話す機会を得る. 見解はおおよそ一致していた. 望ましい. 一致していないのは, 私がもう今のように熱心に働く気がないという点にある...しかし冗談でもそう口にだせる雰囲気はなかった. おそろしい. 懸念事項一点解決. 大変なやつのは山積のまま. まあ仕方ない. 少しでも進展があったのは良かった. 私が状況を整理し, 再調整するフェーズに移った. その次でまた相談だろう.

チームのレビュー. 定例の差分レビューはさっさと済まし, 新人向けのウォークスルーをやる. まず設計を説明し, それからコードに進む. しかし説明とコードのギャップに一同言葉少な. 久々に見ると酷い... ここはモジュールのダークサイドだ. 心が痛む. すまなかった. 設計ミスだった. コードも手抜きだった. 許しておくれ. 曖昧な笑み, 薄く汗をかきながら時間切れ.

弁理士とミーティング. 彼らは総じてリアクションが薄い. しかし書き上がってくるクレームはそれっぽくて見事. 脳性能の高さを感じる. どうやら困っている時はリアクションがあることがわかった. 要するに今日は困っていた. 上司にプッシュされて出したものなので, 有意ではあれど新規性に自信なし.

不具合修正は助っ人に任せ, サンプルデータ作成つづき. しかし別の不具合修正依頼舞い混む. しかも明日までに直せとのこと. 仕方なく作業を中断し直す. 原因が特定されてきたのは助かった. リリース先のプロジェクトには元チームメンバがいる. こういう時は心強い.

他所のチームの Wiki を見ていて同僚の作業記録みつける. 作業記録に混じり, プロジェクトへの愚痴, 罵倒が記されている. これを書き続け, 公開しておくことを許されているチームの健全性に疑問が湧く. というよりは, 外部観測通りであるなと納得する. 当人や上司も不幸だが, まわりで殺伐さのとばっちりを受けている他の同僚は何より嫌だろうな.

不具合修正終え, サンプルデータつくり. また不具合に遭遇し挫ける. メール, 帰宅. ミーティングの多い一日だった.

9:30 出社, 24:30 帰宅. 昼飯 居酒屋 Z (丼), 晩飯 カレー屋 R (チキンカレー). 帰宅時コンビニで買い食い.